作・演出 芹川 藍 (劇団青い鳥主宰)
2016年2月28日(日)
ひたちなか市文化会館
元気な声が行き交う「あけぼのスーパー」が開店の準備に追われている。そんな中、パートとして働き始めてまだ二週間の藤堂は仕事に慣れないでいた。
そんなある日、朝から雨が降り続き、ついに警報が発令された。店のなかにも水が流れ込み大変な騒ぎとなる。藤堂は自宅に帰れないと家に電話するのだったが。
自分を変えようと、小さな勇気をもって一歩踏み出した藤堂さんの一日の物語。
「明けない夜はない」
すごくあたりまえの言葉なのに、とんでもなく勇気が出る。
ーあけぼのに集う人々。
ひとりひとりには背負う人生がある。
悲しみ、怒り、諦め…。
闇も光も平等にやってくる。
そして今日も朝は来る。
朝日はひとりひとりの顔を平等に照らす。
そして・・・・・ 今日も朝は来る。
朝日はひとりひとりの顔にふるそそぐ。
芹川 藍